「風の子」のみんなの思い3
- kunitachifujimidai
- 10月7日
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「風の子」のみんなの思い
去っていった先生、退園した園児の保護者、みなさんの思いを寄せていただきました。
職員の方より
私が幼児教室 風の子と出会ったのは風の子が40周年の周年行事を終えた頃でした。その頃の幼児教室風の子は保護者と保育者による自主運営、子どもたちはプレハブの園舎で家族のような仲間たちと、ゆったり、のびのび過ごしていました。近隣の幼稚園が「保護者 のために」という保育サービスが盛んになっている中、時代に逆行するかのように保護者の関りが多い幼児教室は、人と人のつながりを大事に「思いっきり遊ぶ元気な子」を育てる保育を続け、地域の信頼を得続けてきました。子どもたちは「もっとやりたい、もっと遊びたい」という気持ちを育て、大人たちは自主運営を行う中で、子どもたちの成長を喜び合い、考えたり、悩んだりする中で共に育っていきました。子育ての楽しさ、悩みを分かち合い困ったときに「助けて」と言える仲間がいる場所として、そしてまた、卒園してからも帰って 来られる場所として時を刻み続け、「子どもを真ん中に」 の信念をもってたくましく国立の地に根を張ってきました。50 年以上まっすぐに進んできた風の子を大好きな人たちが国立にはたくさんいます。
